メイン会場で、ロードスターに乗ってこれなかった人たちでつくる人文字「10」の準備を終え、周回路路肩に向かうと、そこにはパレードを待つたくさんの人達。ヘリコプターからの「パレードスタートしました」の連絡を受けてから10数分後、1km先のバンクを抜けて、パレードがゆっくり、近づいてきます。
「来たぞー」「来ましたー」「これはすごい」「しびれますね」「全部ロードスターだ」
一緒にパレードを待っていたマツダのスタッフ、他の参加者から誰彼となく声が沸き起こり、感動の波が伝わってきます。「やったね」と握手の輪が拡がっていく中、またひとつ夢がかなったなあ、と言う充実感と何とも言えない感動で、ほんのちょっと、目に映るパレードがぼやけて見えてしまいました。
その先頭にはトランクに全メンバーの名前を背負って、2週間前に筑波で走ったTEAM RCOJ号がいて、パレードを引っ張っていました。すべてのロードスターのフロントウィンドウに日の光りが反射して、キラキラ輝きながら、近づいてくる。光りのパレード。皆の顔が見えるようになってからは、笑顔だらけのパレードになり、全車が1周する間約30分、ずっと手を振りあいました。肩が痛くなるほど大きく。
コース上には誘導のため、約200mおきにマツダスタッフが立ってくれていましたが、そのほとんどがパレードに手を振ってくれていたそうで、「ルマンのゴールみたいでした」というお便りもありました。
最後の列が退場を終えたのは、パレードスタート後2時間近くあと、そこに残ったのは寂しさではなく、満足感でした。
このクルマがあって、そしてそれを愛するたくさんの人々の力があってこんな感動が生まれました。たくさん、ありがとうを言いたい人達がいます。
このクルマを生みだしてくれたマツダ、そしてロードスターに関わったすべてのマツダスタッフに。
当日、運営スタッフとして参加してくれたマツダスタッフ、そして社外のスタッフに。
本当の裏方さんとして細かい準備、当日のダンドリをしてくれたマツダの藤田さんと及川さん。
そして、全国のロードスタークラブの皆に。彼らの活動がなかったら、この日はなかったと思います。
イベントに参加した全員に。参加できなくても、乾杯に参加してくれた全員に。
最後に、メンバー全員に。
心からありがとう。
さあ次の10年も楽しみましょう!
マナーについて
行き帰りの交通マナーの事を事前にしつこいくらい書きましたが、その後も、悪い報告はまったくありません。知人のジャーナリストが、当日終了後、他の取材のため九州に向けてMPVで100km/h+αで爆走したらしいのですが、ミーティング帰りのロードスターの隊列がきっちり80km/hで走行車線を走っていて、なんでこんなにマナーがいいの、と驚いた、と言ってました。嬉しいことです。
また、他のジャーナリストは、メイン会場内に煙草の吸いがらが1個も落ちてなくて驚いた、と言ってました。これも嬉しいですね。
ミーティング以外でも、ロードスターの素晴らしいイメージをもっともっと創っていきましょう。
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