Topics of Roadster 30周年記念車情報
このページでは、30周年記念車に関するニュース、ネタ、裏情報などをお伝えしていきます
  • 2019.03.25
    30周年記念車の国内販売は、4月5日から予約受付開始
    2月8日にシカゴでお披露目された30周年記念車。「全世界で3,000台」、アメリカで500台、価格はアメリカで約38000ドル、ということだけが発表となっていました。そしてアメリカでは公開から2時間で完売になったという情報も。予約サイトは、確かに約2時間で、完売表示とキャンセル待ち応募受付状態になっていましたが、実は、そのページで、予約はこちらボタンをクリックした数が500になったところで、自動的に完売表示になってしまったとのこと。ボタンをクリックして予約ページに行った人たちが全員予約申し込みをしたわけではないと思われるので、実際に申し込みが500台に達したのは、3時間後かも‥、って、2時間も3時間もたいして変わりませんね(苦笑)。現在は、申し込み先着順に、販売店での契約が着々進んでいる模様。
    で、私たちが気になっていた情報は、日本国内の予約方法は?、台数は?、価格は?、実車はいつどこで見られる?などなど。事務局にもたくさん、情報問い合わせがありました。実際にアメリカの予約状況や記念車への評価も見つつ、いろいろ決めていこうとしていた模様。
    そして、1ヶ月半、悶々としていた方々、お待たせしました。マツダから、一気に知りたかったことが発表になりました。

    まずは予約方法と予約期間は下記。
    専用ウェブページでの予約受付
    ソフトトップの予約期間は、4月5日(金)〜15日(月)の11日間
    RFの予約期間は、5月27日(月)〜6月10日(月)の15日間

    国内は、25th車の秒殺の反省を活かし?、先着順ではなく、「応募多数の場合は抽選」になりました。でも、期間がとっても短いので、欲しい方は忘れずに早めに申し込みしましょう。当選したら、もちろん急いで契約に行きましょう。
    そして台数は…「150台を予定。ただし数十台の変更の場合もあり」とのこと。数十台ってことは100台は増えない=240台まで増える可能性はありってこと?笑。世界で3000台と発表してしまったので(苦笑)、各地の売れ行き次第で割り当て台数を調整することになるわけです。国内の応募数とその熱意によっては、台数が増やせるはず。ちなみにソフトトップとRFの内訳は未定とのこと。でもソフトトップの1.5リッターは日本だけなので、きっとある程度台数は決まっていて……結局、欲しい人のやきもきは続きます(笑)。
    価格は、大方の想定内?。消費税込みでソフトトップ6MTは3,682,800円、RFの6MTは4,303,800円、RFの6ATが4,260,600円です。安いか高いか、それはあなた次第。

    最後に展示情報です。確定しているのは、
    ソフトトップが、
    2019年4月5日(金)〜7日(日) オートモビル カウンシル2019 幕張メッセ
    2019年4月10日(水)〜15日(月) 関東マツダ 高田馬場店
    RFは、
    2019年4月5日(金)午後〜6月10日(月) マツダブランドスペース大阪

    国内の実車は1台ずつのようです。イベントなどへの出張展示もあるはず。大阪は、期間中でも、展示車がない場合があるとのこと。事前にサイトで確認してから行きましょう。
    ソフトップは4月末以降、RFは8月以降の生産とのことなので、各地ミーティング、もちろん三次で、実車をみるのも楽しみにしましょう。太陽の下でこのオレンジが走る姿を、早く見てみたいものです。オーナーになれた方はぜひ、見せに来てください。
  • 2019.02.08
    シカゴオートショーにて、30周年記念特別仕様車発表
    ※注:画像は北米仕様車です。国内とは異なります。

    噂の30周年記念車が、日本時間2月8日AM2:30に、やっと発表になりました。その場所は、30年前1989年に初代NAが発表されたときと同じシカゴショー。当時はインターネットもないので、その姿を新聞、雑誌などでたくさんの人が目にするまで1ヶ月くらいかかった記憶があります。今回は、すでにシカゴショーでの発表のライブ中継や画像もネットを通じてたくさんの方が見ていることでしょう。
    そして「25周年車は日本は25台だったから、今回は30台なの?」といった、未発表の台数、価格、販売方法などの推測、噂話が始まっているかと(笑)。残念ながら発表された「世界で3,000台」という数字以外、「価格や販売方法についてはほんとにまだ未確定」としかお伝えできません。たぶん国内の台数はもうちょっと多いはず…。このあたりの情報を伝えるマツダによるロードスター30周年サイトはこちら。今日2月8日時点ではまだトップページだけですが、気になる方は、時々チェックを。
    広報から発表になった資料に書かれている内容は下記枠内を参照ください。中山主査兼チーフデザイナーに「広報資料とは別に30th記念車に対する想いとかホンネを教えて」と、伝えたところ「広報資料の内容だと確かに会報ではちょっと薄味かも知れませんね(笑)」と下記の返信をもらいました。

    ※注:画像は北米仕様車です。国内とは異なります。

    人でいうと七五三とか成人式のお祝いがあるように、ロードスターの周年記念も『お祝い』だと思っています。何をお祝いするかというと、よくここまで立派に育ったね…ということをみんなでお祝いするわけですが、育ててもらった側からは、周囲への感謝を伝えるというのが忘れてはならないもう一つの『お祝い』だと思います。このクルマを産んでくれた偉大な先人と、ここまで支えてくださったお客様やメディアさん、つまりファンの皆さんへの感謝を伝えることです。
    そういう考えの中で、これまでも10周年、20周年、25周年と周年限定車を企画してきましたが、伝えたいのは感謝の気持ちなので、それぞれに、普段では難しいような特別な仕様を奢ってきました。30周年も同じなのですが、今回は感謝に加えて『未来への決意』も込めたいなと思いました。
    そこで未来への夜明けを彷彿とさせる朝焼けのようなオレンジ色を完全な新色として開発し、この限定車のボディカラーに採用しています。明度/彩度ともに高く、パッションを直感させて、スポーツカーらしさをより引き立てると思います。ホイールに関してもRAYS社製鍛造アルミホイールを専用開発し、専用の文字も掘り込みました。その他、オレンジ色のキャリパー(フロント:Brembo社製、リア:NISSIN社製)や、オレンジ色のステッチとパイピングをあしらったRECARO社製シートもこの限定車専用品です。
    実はこのクルマのイメージは30年前のシカゴショーに参考出品された『クラブレーサー』の雰囲気をリスペクトしたものでもあります。ロードスターの歴史が始まったシカゴショーへのオマージュ、これまでの感謝、そして今後もロードスターを続けていきたいとの未来への決意を込めた…というのが、今回の限定車になります。つまり、『ロードスターは永遠に不滅です!』という道しるべになればと思っています。

    中山 雅(RCOJ No.1412001)


    中山さんも、愛車が89年式でなく90年式なことをいまだに悔やんでいる(笑)ような熱烈なNAユーザーだからこそ、30年前1989年2月の発表時のクラブレーサーへのオマージュとしての記念車を形にできたのだと思います。今回のシカゴショーの会場には、30年前の発表時の会場を再現するかのように、赤、青、白のNAとともに、黄色のクラブレーサーも展示されました。
    そして、30周年記念車で、ロードスターの原点ともいえる1500のMTを選べるのは、日本国内のソフトトップのみ。このあたりにもこれまでの歴史、そして国内のお客さんへのリスペクト、こだわりが現れています。今回も、日本国内向けのソフトトップの2リッターの設定はありません。ND発表時からソフトトップは1500がベストバランス、と言い続け、ブレない姿勢が良いです。
    実車は、春には国内でも展示される予想。予約もその頃開始かも。もちろん軽井沢ミーティングにも何らかの形で展示されるはず。乞うご期待。

    ※注:画像は北米仕様車です。国内とは異なります。

    日本時間2019年2月8日AM2:30発表プレスリリース文面

    感謝の気持ちも進化の意志も、30年を超えて限りなく

    世界に先駆け、1989年2月のシカゴモーターショーで発表されたマツダMX-5(日本名:ロードスター)が、いま30周年を迎えました。このクルマの歴史が幕を開けたこの街で、再びうれしいニュースを世界中の皆様にお知らせすることができてとても幸せです。

    ロードスターにとって30年の歳月は、単に時間の長さを意味するのではありません。かつて世界の自動車ファンを楽しませた欧州のライトウェイトスポーツカーに敬意を抱き、その復活を志して初代ロードスターをつくり上げたマツダの先人たちの情熱。その志をぶれることなく受け継ぎ、進化に挑み続ける開発者たちの決意。そして、世界中のオーナーやファンの皆様の共感。そうした大切な想いの積み重ねがこのクルマの歴史の真価にほかなりません。今回迎えた30周年も、皆様とともに時を重ね、その結果として2016年に累計生産100万台を達成したのちの、マイルストーンであることに意味があると、私は信じています。
    そして、私たちはこれまでも、ロードスターに関わるすべての人々に言葉では表しきれない感謝の気持ちを伝えるために、10年を節目に記念車をお届けしてきました。メカニカルパーツ類の特別装備やチューンアップはもとより、10周年にはイノセントブルーマイカ、20周年にはオーロラブルーマイカ、トゥルーレッド、クリスタルホワイトパールマイカの3色、また3代目の最後を飾る25周年にはソウルレッドプレミアムメタリックと、ファンのみなさまとの絆を深めるために、特別な想いを込めたボディカラーを設定してきました。

    この度の記念車でも、まずご紹介したいのは鮮やかなボディカラー「レーシングオレンジ」です。この色のヒントとなったのは、1989年のシカゴモーターショーでレッド、ブルー、ホワイトの3台の量産モデルとともに注目を浴びたショーカー「MX-5 Miata Club Racer」のイエロー。そもそもイエロー系は明度/彩度ともに高く、パッションを直感させ、スポーツカーによく似合います。そして今回は、当時の色を再現するのではなく、これから10年、20年、30年先のロードスターへの期待を込めて、新しい一日の始まりを予感させる朝焼けのようなオレンジ系の特別色を開発しました。ちなみに、今回のシカゴモーターショーの会場で記念車と同時にレッド、ブルー、ホワイトの3台を展示したのは、30年前のオマージュと、歴代ロードスターへのリスペクトを表したものです。

    この記念車ではまた、グローバルMX-5カップカーのデザインをベースとしたダークガンメタリック塗装RAYS社製鍛造アルミホイール、オレンジ色のキャリパー(フロント:Brembo社製、リア:NISSIN社製)、BILSTEIN社製ダンパー(MT車)、そしてオレンジ色のステッチとパイピングをあしらったRECARO社製シートなどを装備し、30年前にショーカーで描いた特別でエキサイティングな夢を現実のものとし、「走る歓び」を一層深めました。
    「ロードスター30周年記念車」は、ソフトトップとRF合わせて全世界向けに3,000台を限定生産します。私たちがオーナーやファンの皆様とともに30年をかけて培ってきた「Lots of Fun」と、この先に待っているロードスターへの期待感を、この特別なエディションで存分に楽しんでいただけたら、これに勝る幸せはありません。

    マツダ ロードスター開発主査兼チーフデザイナー
    中山 雅(なかやま まさし)


    ※注:画像は北米仕様車です。国内とは異なります。

    特別装備一覧
    • ボディカラー:レーシングオレンジ
    • RAYS社製鍛造アルミホイール(RAYS ZE40 RS30)
    • “30th Anniversary”オーナメント(シリアルナンバー付)
    • オレンジをアクセントとしたカラーコーディネート
      (ブレーキキャリパー、シート、ドアトリム、インパネデコレーションパネル、シフトレバー)
    • RECARO社製シート
    • BILSTEIN社製ダンパー(MT車のみ)
    • Brembo社製フロントブレーキキャリパー(オレンジ塗装)
    • NISSIN社製リアブレーキキャリパー(オレンジ塗装)
    • Bose®サウンドシステム(AUDIOPILOT™2)+9スピーカー
  • 2019.02.07
    シカゴオートショーでの30th記念車発表のライブ配信
    マツダから、日本時間2月7日18時に下記が公表となりました。
    会場に中山主査もいるはず(笑)。夜中に見られない人は、アーカイブでぜひ。

    【MX-5 30周年記念車 世界初公開の模様をライブ配信します】

    MAZDA MX-5(日本名:マツダロードスター)の誕生30周年を記念した特別仕様車「MAZDA MX-5 Miata 30th Anniversary Edition」をシカゴオートショーにて世界初公開します。

    日本時間で2月8日(金)の午前2:30配信開始です。
    なお、動画はライブ配信終了後にもご覧いただけます。
  • 2019.01.09
    30周年記念車は、シカゴオートショーで公開
    マツダから、プレスリリースが出ました。
    『マツダ株式会社(以下、マツダ)は本日、Mazda MX-5(日本名:マツダロードスター)の誕生30周年を記念した特別仕様車「MAZDA MX-5 Miata 30th Anniversary Edition」を、2月7日から2月18日まで開催されるシカゴオートショーにおいて、世界初公開することを発表しました。
    1989年、シカゴオートショーにてMX-5が世界で初めて発表され、今年で30回目の誕生日を迎えます。MX-5は、走る歓びを追求するマツダのクルマづくりを象徴する商品です。MX-5 30周年記念車は、マツダがお客さまと共に歩んできた30年分の感謝の気持ちを込めた特別仕様車です。
    「だれもが、しあわせになる。」
    1989年に「MX-5」というクルマに込めたこの想いを、マツダはこれからも大切にしていきます。』
    手ブレが激しい(笑)画像からは、オレンジ色っぽいRFらしきものは見えますが…シカゴで2月7日発表ということは日本は2月8日。楽しみに待ちましょう。