それぞれのStory

完田崇子さん(夫:完田 浩さん 56、東京、RCOJ0810002)

我が家にRSがやって来たのは10年程前。駐車スペースが確保出来たのを機にNAを手に入れた。
夫は以前から「オープンのスポーツカーが欲しい」と言ってはいたけれど、『何を好き好んで天井のない車を…あの手の車はキザで派手好きな輩が乗る車だ…』と、内心思いつつ、「ふうん、そうなんだ」くらいの返事しかしていなかった。そう、イメージは「巨人の星」の花形満。(知らない世代が多いかな?)白いスカーフと長い前髪をなびかせて、赤いオープンのスポーツカー。
条件が揃った頃、夫の願望を聞いてくれていたマツダディーラーの今は亡きI氏が「レンタカーで数時間ドライブして来ては?」とRSを手配して下さり、初めてオープンカーを体験させてもらった。
なんという爽快感!解放感!軽快な乗り心地に、一発でRSに魅了されてしまった。それからトントン拍子に話は進み、大好きなブルー系のNAと、目出度く縁組みとなったのである。以来、RSでのドライブは最大のリフレッシュ・癒し・娯楽となっている。
RCOJのイベントや、地元クラブNACのツーリングで沢山の方とお知り合いになることも出来て、とうに人生の折り返し地点は過ぎた今を謳歌している。今後、NDを人生最後の愛車とするのか、NAを手入れしてそれとするのかは、まだわからないが、免許証を返還するその時まで、RSと共に、まだまだあちこちに出没するつもりだ。
と、大好きなRSとのストーリーを我が物顔に書き綴ったが、私はほとんど運転することはなく、もっぱらナビゲーター(?)しかも夫が嫌がっているのは、重々分かっているのに、自分でも格好悪いとは思っているのに、オープンカーの助手席で、カーッと口を開けて、気持ちよく眠りこけてしまうのだった(-_-;)
  • What's your Story?
    (RCOJ会報vol.70巻頭 from officeから)