それぞれのStory

久末周作さん(45、福岡、RCOJ0011017)

1989年、ロードスターが発売された頃、学生だった私にはロードスターは夢のまた夢でした。いつかはと思いながら10年がたち、NBが登場するとますますNAのロードスターに乗りたくなり探しはじめました。2001年頃に、マリナブルーのNAに巡り会い、ついにロードスターを手に入れました。憧れだったクルマに乗り、初めてオープンで走った時は感動しました。しかしその後、いろいろな事情でロードスターは1年余りで手放す事になりました。
2003年、まだ乗り足りない私は、やはりまた、平成2年式のシルバーのNAを懲りずに購入してしまいました。ロードスターに乗り始めて、いろんなところへ出かけ、ツーリングやミーティングにも参加するようになりました。友達もでき、そこでVスペ乗りの彼女とも出会いました。
2009年には、20周年ミーティングで三次にも行きました。その頃ロードスターの走行距離は25万キロになっていて、エンジンの調子も悪く、このまま乗り続けられるのか、また別のロードスターに乗り換えるのか、それともロードスターを降りてしまうのか迷っていました。悩んだ末、NAのB6エンジンをNBのB6エンジンに載せ替えることになり、ロードスターはまた復活しました。
それから数年後、彼女とついに結婚し、今ではロードスターが2台仲良く並んでいます。走行距離は現在31万キロ、エンジンを載せ替えてから、約5万キロ程しか乗っていませんので、もう少し乗っていたいのですが、このまま2台というのは難しいかもしれません。妻の方も、まだまだ手放す気はないようですし、どちらか1台になってもロードスターは乗り続けたいと思っています。30周年、40周年…?そしていつかは我が子にロードスターを譲り渡せるくらいまで。
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    (RCOJ会報vol.70巻頭 from officeから)