2009年年頭、事務局に届いた年賀状には「祝20周年」といった文字がそこかしこにありました。「では三次で会いましょう」という手書きのひとこともたくさんありました。
「ロードスターに乗った時間は短いですが、20周年をRCOJで共に迎えられることを嬉しく思います。今年もよろしくお願いします。0105025藤掛盾(30、栃木)」
しみじみと、仲間の存在に気づきます。共に迎え、そしてみんなで祝えることも、しあわせなことです。
みぞうの…
昨年11月頃からの世界情勢と、自動車業界を取り巻く環境の未曾有(みぞう)の変化(悪化)は、マツダにも大きな影響を与えています。この原稿を書いている時点(2009年1月20日)でもまだ先は見えない状況が続いています。こんな状況だからこそ、ロードスターの20周年を、気持ちを明るくしてくれるニュースにしたいですね。
20周年は、私たちユーザーにとっても、マツダにとっても、大きな誇りですから。
マツダにも「誇り」を持って、私たちユーザーと同じ笑顔で、胸を張って大きな声で「20周年であること」を伝え続けていってもらいたいものです。
現時点(2009年1月20日)では、三次の20周年ミーティングについてまだ確定した情報は、お伝えできない状況です。この環境下で、マツダ社内では、マーケティング関連の予算計画が難航しています。もちろん20周年ミーティングもその中のひとつです。
でも、思い起こしてみれば、初代NAは、必要最小限の装備だけで発売されましたよね。お金のかかった派手さや贅沢さは、似合わないクルマです。大きなステージやテントがなくても、あの場所に集い、一緒にお弁当を食べ、語らい、周回路をパレードできればそれだけでも充分なのでは?、というメンバーからの声もありました。宿の予約や仕事の休み方、移動経路やスケジュールの検討、そういったことも含めて、もう三次行きのお楽しみは始まっているわけですから。
まだまだ混乱状態が続く日本の政治の世界から、漏れ聞こえて来た朗報?は、土日の全国の高速道路料金(ETC付き)が1,000円になるという、まるで今年に合わせたかのような記念?施策。これだけは支持表明?(笑)。ガソリンも2008年の高値からは想像できないくらい安値になり、当面リバウンドしそうにもなく、全国各地の20周年を祝うイベントにちょっと足を伸ばしやすい1年になる、かも。